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zoom RSS 津川しょうごNews2011年7月5日号

<<   作成日時 : 2011/07/06 02:04   >>

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岩手現地対策本部長に就任
〜前を向いて進む〜

 6月27日夕刻、総理より東日本大震災復興対策本部の岩手現地対策本部長を命ぜられました。
 私はこれまで、政府の緊急災害対策本部の現地連絡対策室副室長を務めてきており、震災の深刻さや課題の多さ・複雑さは、現場で直接見て理解してきましたので、大変重大な任務を命ぜられたと感じていますが、県や自治体と一緒に被災者の皆さんに寄り添い、一日も早い復興を目指して誠心誠意がんばってまいります。

 政府の復興対策本部としては、今月中をめどに復興基本方針をまとめる方針ですが、今回の復興は、国がある程度の指針を定める必要はあるものの、具体的な施策については国からの押し付けではなく、市町村や被災者の皆さんの思いを形にすることを基本としいます。従って、現場のニーズをしっかりととらえ、県や市町村と綿密に連携をとるために政府の現地対策本部が設置されました。

 私の担当は岩手県ですが、同じ県内でも被災状況にはかなりの違いがあり、これからの市町村ごとの復興計画も当然違いますから、相当丁寧に連携を図らなければなりません。既に、宮古、釜石、陸前高田、大船渡、久慈など、各地の現場に足を運び、現場で市長さんなどから現状と復興計画の方針などを伺っていますが、各自治体の方々も、今まさに市民の皆さんの意見を聞く住民説明会などを開催しつつあるところであり、今後も頻繁に現地に足を運んで、現場の声で復興が実現できるよう、国としても全力でバックアップさせていただきたいと考えています。

 復興とは、被災地の自治体や被災者の皆さんが自立して初めて成し得るものであり、自立ができるよう支え、寄り添い、励ますのが国の役割です。漁師さんが海で漁をし、大工さんが家を建て、工場でものづくりが始まり、校庭に子どもたちの笑顔や歓声が溢れて、初めて復興が始まったといえます。

 ただ、被災者の方々の中にも復興に向けて精力的に活動されていらっしゃる方もあれば、まだその段階に立てない方々もいらっしゃいます。ですから、最終的には自立を目指すものの、いままだ苦しい思いに耐えていらっしゃる方々には、是非、頼っていただき、甘えて頂きたいと思っています。

 これまでの支援策とて決して十分であったとは思っていませんが、既に用意されている支援策ですら、現地の被災者の方々には伝わっていないケースが多々見られます。これまでも様々な工夫を重ねてきましたが、今後復興を進めていく過程においても、様々準備されている支援策を丁寧にお伝えするとともに、更なる拡充も進めていきたいと考えています。

 今回の本部長就任は国土交通大臣政務官との兼務であり、十分な仕事ができないのではないかとの質問をマスコミの皆さんから頂きます。確かにそれぞれ重要かつ膨大な職務があり、当面は一週間のうち2〜3日は東京で、残りの4〜5日は岩手県内で執務することになり、常にいずれかの席は空けざるを得ないことになりますが、私一人で業務を行っているわけではないので、多くの国交省職員、及び現地本部員とともに全力を尽くしたいと考えています。

 また、国交政務官と兼務であることは強みにもなると思っています。復興事業には国交省所管の事業も多く、現地にも地方整備局、地方運輸局、海上保安本部、気象台など国交省の関係する出先機関なども多くあります。私が本部長に就任して最初に現地で本部会議を開催した際に、最初に取り組むことの一つとして申し上げた三陸縦貫自動車道等の事業化についても、国交省内での手続きを開始し、通常2年ほどを要するルート確定作業を8月中にはまとめられるよう作業をスタートすることができました。ルート確定には現地の自治体との協議が重要であり、その調整に時間がかかるのが通常ですが、今回は、ルート確定とまちの復興計画が密接に関係することから、自治体のご協力も頂きながらこれらの作業日数を大幅に短縮することができる見通しとなりました。

 これからも、各自治体の復興計画策定の支援などもさせていただきながら国の復興基本方針の策定を急ぎ、一日でも早く一人でも多くの被災地の方々に復興を実感していただけるうように、一つ一つ結果を積み重ねていきたいと考えています。

 被災地のみならず、日本全国が元気に前を向いて進んでいくことができるよう、私自身、岩手の被災者の皆さんに寄り添いながら、そして被災者支援をしていただいている多くの方々と連携しながら、しっかりと前を向いて進んでまいります。


追記(2011/07/06)
 昨日、松本復興担当大臣が辞任し、新たに平野復興担当副大臣が大臣に昇格しました。復興本部スタート直後にこのような事態となり、多くの被災者の皆様に「復興が遅れるのではないか」とご心配をおかけすることとなってしまいました。ご心配をおかけしてしたことに、復興本部の一員として深くお詫び申し上げます。現地対策本部としては、この件により決して復興が遅れることがないよう、当初の予定通り全力で復興に取り組んでまいります。

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