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zoom RSS 津川しょうごNews2011年9月20日号

<<   作成日時 : 2011/09/21 00:04   >>

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野田総理大臣が被災地入り
〜陸前高田などの現場を視察〜

 9月10日、野田総理大臣が被災地入りし、福島、宮城に続き岩手県内を視察しました。岩手では特に被害の大きかった陸前高田市を訪れ、高田松原や被災市庁舎を視察したのち、仮設庁舎で市及び県関係者と意見交換を行いました。私も現地対策本部長として同行し、これまでの復旧作業や今後の復興計画案の策定状況について説明しました。

 陸前高田市は、湾の形状や市街地の地形・海抜などの関係から津波の流速が速く、非常に多くの建物が押し波で流され、多くの人命が失われました。二度と津波によって人命が失われることのない安全な町を作るためには、防潮堤の嵩上げのみならず市街地全体を嵩上げすることも検討されており、かなりのコストを要する可能性があります。単なる復旧ではなく、安全を確保しながらの復興には相当の予算確保が不可欠であることを、野田総理にも実感として理解して頂けたと思っています。

 更に、21日には川端総務大臣、22日に平野復興担当大臣、23日に前原政調会長、24日には前田国土交通大臣が釜石市や山田町などに入り被災地を視察する予定で、私もその都度現地でお出迎えし視察に同行させて頂きます。「百聞は一見に如かず」と言いますが、同じように見えても被災地により事情は大きく異なりますし、瓦礫がきれいに撤去された更地などは一度見ただけでは被災状況を理解しにくいところもありますので、なるべく丁寧に、震災以降今日までの状況を説明させて頂いています。ただ、マスコミ報道だけでは到底十分な理解はできませんし、被災自治体の皆さんにとっても東京に陳情や要請に来ていただくより負担は少ないと思いますので、今後も調整の付く限り各省大臣にも被災地入りをして頂こうと思っています。

防災拠点空港の整備について
〜全国防災の強化に向けて〜

 先日、川勝平太静岡県知事の考えとして、静岡空港の隣接地を整備し広域防災拠点としての機能を付加することを検討しているとの報道がありました。私も以前から静岡県の災害ボランティアの方から同様の提案を内々に頂いており、国土交通省航空局や内閣府防災などに確認し、実現の可能性について調べています。提案のイメージは、単に備蓄倉庫などのハコモノの整備をするというより、静岡県のボランティア協会などが持っている全国の災害支援ネットワークの拠点としての機能を空港に持たせるものであり、これまでの全国防災の中には無かった新しいアイデアであると理解しています。

 一方、政府の東日本大震災からの復興基本方針には、被災地の復興とともに全国防災の強化も重要な柱と位置付けられています。今回の災害でも自衛隊・警察・消防・海上保安庁の災害派遣や、食糧や毛布・ガソリン・灯油・軽油などの緊急支援物資の輸送に、陸・海・空の輸送能力を最大限活用しましたが、なお改善の余地があると感じていたところでもあり、東海地震をはじめ今後全国で発生しうる大規模災害時の初動体制を強化するアイデアとして、検討していきたいと考えています。

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