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zoom RSS 津川しょうごNews2012年02月20日号

<<   作成日時 : 2012/02/21 23:50   >>

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復興庁岩手復興局を開設
〜復興の司令塔、体制強化〜


 2月10日、野田内閣総理大臣をトップとする復興庁が発足し、担当する初代復興相に平野達男参議院議員が就任しました。本部は東京に置かれますが、被害が特に甚大だった岩手・宮城・福島には出先機関として復興局がおかれ、更に被災地に支所や事務所がおかれるなど、体制が強化されました。私も復興大臣政務官を拝命し、引き続き主に岩手を担当することとなりましたので、これまでの経験を生かし、復興推進に力を尽くしてまいります。

 当初の復興庁設置法案では、専任の大臣政務官ポストを増設する予定でしたが、野党側から政務官の増員を見送るよう要求され、結果的に他の省庁の大臣政務官が兼務することとなりました。このため、私も国土交通大臣政務官と復興大臣政務官の兼務となります。

 東京のマスコミなどでは、これから復興がスタートするかのような報道がありましたが、その認識には現場としては違和感があります。私達は昨年の6月から現地入りし、被災者に寄り添い被災地の思いを形にする復興を実現するために、精一杯汗をかいてきたつもりです。この8ヶ月間の支援を通して、被災自治体との信頼関係も築くことが出来ました。ですから私としては、今回の組織改編はこれまでの支援を更に強化・迅速化する節目であるととらえています。岩手でも、これまでの盛岡に加え釜石と宮古に支所を開いたので、これまでよりも対応を強化・迅速化できるものと考えています。

 今、現場では、復興特区や復興交付金事業など、まさに本格復興を動かす大きなヤマ場を迎えており、神経と体力を使う日々が続いています。重要なことは組織の看板ではなく、実質的な復興事業の進捗であることは言うまでもありません。各省から来ている30人のスタッフとともに、一刻も早い復興実現のために、「引き続き」全力を尽くしてまいります。


島田市で岩手県の災害廃棄物(がれき)を試験焼却
〜市長と市民の皆様のご理解ご協力に、心から感謝します〜


 先週、島田市で岩手県山田町の災害廃棄物(がれき)の試験焼却が行われ、焼却灰の放射性セシウムは64Bq/kgだったことが島田市から発表されました。これは、埋め立て可能な焼却灰の基準(8,000Bq/kg)を十分に下回るものであり、一般家庭から出るごみの焼却灰に含まれる放射性セシウム濃度と同程度のものです。今後、排ガス中の放射線量など他の項目の検査・分析を行い、最終的に市長によって災害廃棄物を受け入れるか否かが決定されることとなります。

 私自身、岩手の復興を担当するものとして、福島原発事故の影響が相当程度低い岩手県内の災害廃棄物については、静岡を含む全国の自治体に受け入れをお願いしている立場でもあり、私の地元の自治体の皆さんにご理解を頂き、受け入れに前向きに取り組んで頂いていることに、心から感謝しています。

 岩手では、推計で約435万tの災害廃棄物が発生しています。そのうち、まずコンクリートなど(約170万t)は建設資材として復興事業で使用。金属くず(約73万t)は有償売却。木くず(約4万t)はリサイクルし、可能な限り有効利用して全体量を減らす計画です。残りを市町村の既存の焼却施設や仮設焼却炉で処理(約27万t)したり、大船渡にある太平洋セメントでセメント焼成(約81万t)したり、不燃物などは埋め立て処分(約11万t)などして県内で処理することとし、どうしても県内で処理できない約57万tを広域処理でお願いすることとしています。

 既に現場では殆どの災害廃棄物は市街地などからは撤去され、郊外の一時仮置き場などで分別作業が進められています。因みに現地では、「がれき」と呼ぶことに抵抗がある方が少なくありません。想像してみてください。廃棄物といっても、被災者の方々にとってみれば、自分が暮らしてきた家であり町であります。ごみ扱いされることは決して嬉しいことではありません。

 しかしだからこそ、辛くともしっかりと決別しなれば、次に進めないという心情も是非ご理解ください。より時間をかければ全ての災害廃棄物を岩手県内で処理することも不可能ではありませんが、少しでも復興を早めるためにも、可能なかぎり広域処理にご協力を頂ければ幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

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