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zoom RSS 津川しょうごNews2012年7月5日号

<<   作成日時 : 2012/07/06 23:20   >>

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大井川港の地震・津波対策
〜管理者の焼津市に国も直接支援〜

 昨年の東日本大震災においては、各地で港湾施設にも大きな被害が出ました。被災した港湾の復旧とともに、その教訓を踏まえた全国の港湾の地震・津波対策強化が急務です。その中でもコンビナート港湾では、港湾施設は「港湾法」、コンビナート施設などは「消防法」「高圧ガス保安法」などと、所管する省庁や法律が違うため、これまでは別々に対策がとられてきました。しかし、港湾ごとに一体で対策をとることが不可欠と考え、国土交通省としては、国の各省庁のみならず、都道府県などの港湾管理者、および港湾を利用する民間事業者の方々にも入って頂いた会議を開催し、特にコンビナート港湾における地震・津波対策の検討を始めています。

 焼津市にある大井川港は、地域のエネルギー産業等を支える重要な役割を担っておりますが、南海トラフ巨大地震発生時の最大津波高が10.1mと推計されるなど、地震・津波対策が重要な課題です。静岡県内の他の港湾は県が管理していますが、大井川港は県内で唯一焼津市が管理しているため、この度、特に焼津市に対して国の対策の情報などを詳しく提供するなど、直接的な支援をすることとしました。今月中に、焼津市、静岡県、国、及び港湾利用者の方々にお集まり頂いて第一回の会議を開き意見交換等を始め、具体的な対策強化を急いでいきます。

 なお、この大井川港に関する会議については、私が大井川地区の自治会の皆さんと会談をさせて頂いた折に、港周辺の津波対策について心配とのご意見を頂いたことがきっかけになりました。これからも地域のみなさんの声を頂きながら政策に反映できるよう頑張ってまいりますので、ご意見等頂けますようよろしくお願いいたします。

世界防災閣僚会議開催
〜一関分科会にてスピーチ〜

 世界各国の防災担当閣僚級の国際会議である「世界防災閣僚会議」が、7月2日から二日間の日程で岩手・宮城・福島で開催されました。主要な議題となったのは、被害を最小限にする「減災」で、参加各国の閣僚により熱心な討議がなされました。私は、二日目に岩手県一関市で開催された分科会で冒頭スピーチ。各国からの参加者を歓迎するとともに、東日本大震災への各国の支援に感謝し、引き続き理解と支援を頂けるよう呼びかけました。また、改めて被災の概要と復興状況を説明し、防潮堤などの構造物に過度に依存しない事の重要性を指摘。さらに、この震災から得られつつある様々な教訓を世界の防災に生かすことが、犠牲になられた多くの方々の鎮魂にもつながると訴え、多くの賛同を頂きました。今後も、岩手や静岡などの国内のみならず、世界の防災力強化のために、世界各国と連携を強化してまいります。

「オートパイロットシステムに関する検討会」開催
〜高速道路の自動運転実現へ向けて〜

 高速道路における自動運転を実現するため、国土交通省内に「オートパイロットシステムに関する検討会」が設置され、第一回の会合が開催されました。高速道路等における自動運転については、以前から技術的には可能であるとの見通しが示されてきましたが、実用化には、車両の制御技術のみならず、道路の構造や法整備なども視野に入れたパッケージとしてのシステムの構築が必要であり、具体的な議論は進んでいませんでした。

 私はサラリーマン当時、業務で静岡―名古屋間の東名を一日三往復した時などに自動運転の必要性を強く意識し、その実現のための構想を自分なりに練ってきました。事故や渋滞を防止するだけでなく、新しい「交通文化」をも創り出すものと考え、一昨年から国交省内で勉強会を重ねてまいりました。今般、正式な検討会が設置され本格的な議論が始まったことは、システム実現に向けて大きく一歩踏み出したと言え、私としても何としても実現に向け努力をしてまいりたいと考えています。来年東京で開催される予定のITS世界会議において、オートパイロットシステムの国内での実用化の具体的時期を表明できるよう、議論を急いでまいります。

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