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zoom RSS 津川しょうごNews2012年8月5日号

<<   作成日時 : 2012/08/06 23:25   >>

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御前崎港で新クレーン稼働
〜荷捌き能力と防災能力が向上〜


 8月5日、かねてより整備を進めていた御前崎港の新しいガントリークレーンが完成し稼働を始めました。このクレーンは、現在世界の物流で主流となっている大型コンテナを短時間で積み降ろしする能力があり、物流基地としての御前崎港の競争力を高めるものと期待されています。

 「物流を制する者は世界を制す」と言われながら、日本はこれまで物流拠点の世界標準化に取り組まず、能力の劣る港湾を全国に散りばめて整備してしまい、結果として韓国や中国に物流拠点を奪われてきました。ものづくり大国でありながら物流競争に負け続けることはリスクが大きいため、政権交代を契機にそれまでの政策を転換し、全国に100以上あった「重要港湾」のうち40程度の港湾を選択し、重点的に整備することとしました。御前崎港は、現時点では貨物取扱量はそれほど多くありませんが、背後に静岡県中西部・西部のものづくりの一大集積地があり、東名、第二東名、国道一号バイパスなどの交通ネットワークとの連結させることで、今後相当の「伸びしろ」があると判断し、重点的に整備する港湾の一つに指定しました。

 また、港湾は津波や暴風などの災害に遭いやすい一方、大規模な災害が発生した時でも一刻も早く復旧することで、後背地の災害復旧及び復興にも大きな力を発揮します。今回新しく導入したガントリークレーンは、そういった防災の観点からも従来のクレーンより能力が向上しており、御前崎港のみならず、地域にとっての防災力向上にも期待されています。

 今後は能力が向上した御前崎港が十分に活用されるよう、国としても港湾管理者である県と利用者である民間事業者ともしっかりと連携し、地域経済の発展につながるよう努力してまいります。

金谷御前崎連絡道路大沢IC立体化
〜物流の円滑化と環境改善へ一歩〜

 同じく8月5日、金谷御前崎連絡道路の大沢インターチェンジ立体交差完成式典が行われ、私も国土交通大臣政務官として出席してきました。静岡県の事業としてスタートしたものの、財政制約もあり少しずつ整備が進められてきたため、既におおよそ四半世紀が経ってしまっています。もちろん税金で行う公共事業ですから、必ずしも交通量が多くない区間の整備が後回しになるのは、ある程度は止むをえません。

 しかし、結果として折角整備した港や空港が十分に活用されず、東名高速、国道一号バイパス、第二東名といった大動脈との連結が不十分になってしまっていたのも事実です。これは、道路や鉄道・港湾・空港などの整備がばらばらに行われてきたことと無関係ではありません。

 金谷御前崎連絡道路に関しては、整備が中途半端な状態が長かったため、折角整備が済んだ区間でも十分な効果が出にくい状態が続いていました。そこで政権交代後、道路と港などのモード間の連結や、継ぎ接ぎで整備されてしまっている区間などを、集中的・一体的に整備することで早くその整備効果がでるよう、整備方針を転換。この金谷御前崎連絡道路についても、御前崎港の重点化とともに、先送りされていた立体交差部分の解消と未事業化区間だった国道一号バイパスまでの区間の事業化を決定したところです。

 この道路は地震などの災害にも強い道路ですので、災害発生時には避難路や復旧支援道路として大いに活用できるものと考えています。また、立体交差化により物流を円滑化するとともに、交差点での信号待ちが無くなることでの省エネ・環境改善の効果も期待できます。今後、この道路が地域に愛される道路として安全・快適に使われることを願っています。

全国生徒会サミット2012開催
〜中学生も復興街づくりに参画へ〜

 先月、岩手県の生徒会サミットが開催され、私も出席してきましたが、今月は全国各地の中学校生徒会による「全国生徒会サミット」(主催:夢現エデュテイメント、後援:復興庁など)が岩手県釜石市で開催され、そちらにも出席してきました。8月1日から四日間の日程で開催されたサミットでは、全国から集まった中学校の生徒会の皆さんに、まず被災現場に足を運んでもらい、被災個所を見たり、震災当日の話を被災者の方々から聞いてもらうなど、被災地の現状を肌で感じてもらいました。テレビの報道などでは分からない被災地の本当の姿を見て、彼らなりに感じたものも多かったようです。

 その後、グループに分かれて「復興やまちづくりに自分たちは何が出来るか」を議論し、アクションプランをまとめ発表してもらいました。発表の内容もさることながら、プレゼンテーションの技術も含め、若い彼らの可能性を大いに感じさせられる素晴らしい発表でした。自分の中学の頃を思い出すと恥ずかしい気もしましたが…。

 最後に私から講評をさせてもらいましたが、その中で、彼らから提案のあった「自分たちで防災マップづくりや避難訓練をする」というものについて、復興庁としても参考にさせてもらうことを約束しました。これまでも、子どもたちの意見を取り入れて避難路を整備するなどの例はありましたが、より多くの自治体において、子どもたちの視点で避難計画などをチェックし見直すことは、非常に有効であると考えていたところです。新しい避難路の整備などは復興予算で出来ますので、その計画づくりには是非彼らにも参加してもらうべきだと考えています。今後、各被災自治体の担当者と相談させていただき、実現に向けて努力してまいります。

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