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zoom RSS 津川しょうごNews2012年10月05日号

<<   作成日時 : 2012/10/07 02:23   >>

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政策調査会副会長に就任
〜与党の立場で復興全般を担当〜

 野田内閣の改造に伴い、党内でも役員人事が行われ、前原政策調査会長の後任に細野氏が就任。私は副会長として復興全般を担当することとなりました。

 かつて前政権時代、政府と与党で政策決定のプロセスが複雑で責任の所在が不明確となり、結果的に、大きな政策転換や決定ができず、ズルズルと問題が先送りにされてしまうという課題がありました。

 そこで政権交代以後、政府と与党の意思決定プロセスを一体化し、大きな政策決定については最終的に政治家がしっかりと責任を取るシステムを構築してきました。まず、各省で大臣と副大臣・大臣政務官の政務三役が省内の政策決定の最終責任を取ることを前提にし、その決定前までに与党議員の意見や専門家などの有識者の意見を幅広く聞くこととしました。特に、与党内の議論の場や有識者による会議の場などにも政務三役が直接参加することで、なるべく現場の多様な意見を政策決定に反映させることと、プロセスを大切にすることに心がけています。

 また、他省との連携が必要な課題等については各省の大臣政務官などが集まって議論を重ね、縦割りの弊害を取り除いています。そのため特に副大臣と大臣政務官は以前とは比較にならないほど激務となりましたが、かつては業界団体の大会で大臣の挨拶文を代読する程度の仕事が中心だったことを考えれば、むしろ当たり前の形になったのではないかと考えています。

 もちろん政策遂行のプロである官僚の意見も聞きますが、彼らは複数の省にまたがる課題などについては意見すら言わないことも少なくありません。公約通り1兆円以上もの予算を公共事業から教育予算等へ振り替えることなどは、この新しい政策決定システムのなかでこそ実現したものです。

 今回、政策調査会長に細野氏が就任し、党側においてもこれまでより復興に重点的に力を入れることを表明。新しく復興担当の副会長ポストが新設され、これまで政府で岩手と青森の復興を担当していた私に就任の要請がありました。これまでの経験をいかしつつ、北海道から長野までの震災被災地全体に目を配り、国の押し付けではない「被災地の思いを形にする復興」実現に向けて、復興庁と一体となって努力してまいります。

「発掘された日本列島2012」藤枝で開催中
 復興を進める現場での悩みの一つに、埋蔵文化財調査があります。例えば、高台の移転予定地から遺跡が出てくると、その調査のために1年以上工事がストップする可能性もあります。一刻も早く復興を進めたい立場からすると、「この際、埋蔵文化財調査は省略できないか」といったご意見も理解できます。しかし、自然とともに生きたこの国の先人のまちづくりを知ることは、これから復興という新しいまちづくりをする私達にとっても意義深いものであると信じます。もちろん様々な工夫をしながら調査自体は通常より大幅に加速していますが、被災者の方々や地域の子どもたちにも調査現場を見学してもらい、その意義を理解して頂きながら必要な調査を進めています。

 今般、近年国内で発掘された注目の遺跡からの出土品約580点を集め、速報展示「発掘された日本列島2012」(文化庁など主催)が全国でリレー開催されています。世紀の大発見といわれる「堂ヶ谷経塚の経塚一括埋納品(牧之原市)」を始めとした全国20の遺跡からの出土品に加え、東日本大震災の被災地における文化財保護についても紹介されています。今年度は全国5か所で開催される予定で、現在、藤枝市の蓮華寺池公園にある藤枝市郷土博物館・文学館で開催中です。期間は11月6日(火曜日)まで。私は前の開催地である八戸市で、市長に是非と勧められて見学してきました。正直に言うと、はじめはあまり興味が無かったのですが、専門家の方の熱のこもった説明を受け、大変に好奇心をそそられました。お時間のある方は、是非お立ち寄りいただくことをお勧めします。

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